コーデック[CODEC]とは

このコーデックですが、PC関係初心者の方は、動画を見るために必要なものだと思って下さい。なお、上級者用の説明ではないので、コーデックについて詳しい方はスルーしてください。ここではあまり詳しく説明すると難しいので、簡単に説明したいと思います。
まず、上記でも述べたように、主に動画を見る時に必要になります。ある程度の動画(mpegやWMV)は最初からWindowsに入っているので見れるのですが、AVI(DivxやXVD)や、MKVは再生できないことがあります。これは、動画というものが特殊な方式で圧縮されているからです。その圧縮された動画を解凍して再生できる形に戻すのがコーデックと呼ばれるものたちなのです。

この動画データはサイズがとても大きくなるので、大抵圧縮します。例えば今回は三角に折って小さくするコーデックを使って圧縮したとします。
サイズは半分になりますが、中のデータが読み込めなくなってしまいます。
なのでこのまま再生しようとしてもできません。
ここで、再生するためにこの三角に折って小さく圧縮された動画データを。開いて(元に戻して)データを読み込めるようにするのがコーデックなのです。

コーデックが動画データを元に戻す。
再生プレイヤーで再生できるようになる。

コーデックを入れると色がついているところを自動的にやってくれるので、三角に圧縮されているデータを再生するだけで、見れるようになるわけです。ただし、コーデックは種類が色々あり、それぞれのコーデックでエンコード(圧縮)した動画はそのコーデックを入れなければ見れません。
簡単に言えば、三角に折って圧縮した動画データを、四角く折って圧縮コーデックでは元に戻せないということです。

※コーデックは動画だけに限らず、音楽などにも使われる。

コーデックの種類

代表的なものをいくつか上げておきます。

DivX
2003年にはもうすでに出回っていたコーデック、フリーの割にはなかなか画質が良かったのだが、最新版になるにつれ画質が落ちてきたり、一部有料になったりして、人気が薄れてきた。

WMV9
Windowsのフリーコーデックで、画質もなかなか良い、最近一番利用率が高いと思われるコーデック。アニメなどのエンコードに適していると思われる。

X264
最近出て来たコーデックで、画質は驚異的な綺麗さである。しかしエンコードにとてつもない時間が掛かるため、今後の改良に期待である。

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